2016年02月18日

チが初めて登場

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昭和5年の日本橋三越百貨店の食堂だったそうだ。
考案者は、食堂部主任であった腦部發展安藤太郎氏。
子供向けに、
お子様弁当、お寿司、洋食など、いくつかのメニューが
あったそうだが、
何と言ってもインパクトがあったのは、洋食。
主菜はいろいろだが、
決まって、きざみキャベツと、
山のような形にされたケチャップ色のチキンライスがあり、
その頂上には、日の丸の小旗が立てられていた。

それを見て、何ともハッピーな気分になった憶えがある。

この小旗、
創業時は三越のマークが印刷されていたそうだが、
商魂を見透かされたような格好になったせいか、
すぐに日の丸に変更腦部發展されたという。
その3カ月後には、上野の松坂屋にもお子様ランチメニューができ、
その後、瞬く間に全国に波及した。
どこの百貨店でも、
やはりスタイルは、この形だったようだ。


最近は、何と言っても暑い。
暑い季節になると食欲が減退する。
出て行きたくはないが、しかたなく
昼食を近くの食堂などで食べようとする。
メニュー覧を見ていると、
どれも少々量が多いと思うことがある。

そのため、目を凝らして、ちょうどいいメニューを追う。
中に、少量サイズを見つけ、これがいいと思腦部發展ったりするが、
よく見ると、
「これは、お子様メニュー」として書かれていたりする。
稀だが、中には、
「大人の方もどうぞ」とあったりする。
ありがたい。助かった!と言いたいところだが、

新幹線の形をした器に入っていたり、
おもちゃがついていたりするかもしれない、、。
そう思うと、一人で行った食堂で、
注文するのは、勇気がいる。
posted by stairhea at 16:45| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2015年11月19日

ってくるのです

ところが、です。結婚生活が始まってみて分かったのですが、夫となったその人、実に気前が良く、職場の後輩とか友達とかに、しょっちゅう食事やお酒をおご。当然それにより家計は圧迫されます。Aさんは憤懣やるかたないという感じで妻に「ホンマにもう!毎回おごってくるんやで!(怒)」と語っていたそうですが、妻はそれを聞きつつ「いやあなた『おごってくれる人』がよかったんでしょ・・」と心の中でつぶやいていたそうな。

あらためて見てみれば、事実は1つなのに、面白いものだと思います。人が持っている1つの要素が、ちょっとしたきっかけで一気に短所になったり、長所になったりする、ということですね。それはともすれば、自分が嫌いだと思っている自分の性格上の特徴だったり、スキルや能力の状態だって、ふとしたことで素晴らしい「長所」に添加することが出来るかもしれない、ということです。

あなたにも私にも、「自分のこういうところがイヤ」と思える部分がきっとあると思いますが、そんな風に思ってしまいそうになったとき、ふと一歩立ち止まって「これはひょっとしたら長所になるのかもしれない」と考えてみるのはどうでしょう。おそらく、それをするだけでも自分のことをより好きになれて、毎日楽しくなるような気がします。
posted by stairhea at 16:30| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2015年06月12日

飲み屋の片隅で

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「ああ、ごめん」

 翡翠は少し寂しそうに肩をすくめた。

「いいんだ、お前にはわからなくても」

 彼らは旅を続けた。世界透明質酸 鼻中を旅しながら、いろんな土地で話を集め、それを別の土地に持って行った。にぎわう市場で、飲み屋の片隅で、翡翠は様々な話を披露した。人々はその物語に耳を傾け、見知らぬ土地での出来事に目を輝かせた。

 黒猫はその鑽石能量水傍らに座り、彼女のことを見守っていた。彼女との旅は楽しかった。彼女に拾われて、黒猫はとても幸せだった。

 だがそんな黒猫にも、ひと零類接觸行銷つ気がかりなことがあった。それは決まって満月の夜。翡翠は一晩中、何かに魅入られたように、白く輝く月を見つめ続けるのだった。その頬に流れる涙を見て、黒猫はついに問いかけた。

 ——何故《なにゆえ》、泣く?

「あそこにはジェイドがいるんだ」

 懐かしそうな、悲しそうな顔で彼女は月を見上げた。

「別れ際、『きっとまた会える』とジェイドは言った。『いつ会えるんだ?』と私は尋ねた。それにジェイドは答えた。『僕の計算が正しければ、多分三千年後に』と」

 翡翠は静かに涙を流しながら、小さな声で呟いた。

「もう一度、彼に会いたい」

 黒猫は悲しくなった。彼女には自分がいる。こんなに傍にいるのに、彼女はどうして泣くのだろう。ジェイドとは一体誰なのだろう。彼女にとって、彼はどういう存在なのだろう。それを黒猫が尋ねても、翡翠は寂しそうに笑うばかりで、答えてはくれなかった。

 二人の旅は続いた。旅の空の下、ゆっくりと——だが確実に年月は流れていった。黒猫は驚くほど大きくなり、翡翠は年を取った。もとから細かった体は年老いて、枯れ枝のようになった。そしてついに病を得て、彼女は寝込んでしまった。

「私が死んだら、私をお食べ」

 黒猫の頭をなぜながら翡翠は言った。

「そうしたら、いつまでも一緒にいられる。寂しくはないよ」

 翡翠は死んだ。黒猫は彼女の骨を食べた。

 そして黒猫は、彼女が胸に秘めていた思いを知った。

 それを伝えなければならないと思った。けれどジェイドは人の身だ。人の身であるジェイドは、三千年もの間、彼女を待っていられるのだろうか。

 そこで黒猫は人を試すことにした。

 墓にやってくる人々の声。愛する者の死を嘆く声。黒猫はその骨を喰い、嘆き悲しむ人に言った。

「十一年間、待てるか?」

 三千年ではない。たった十一年だ。

 なのにほとんどの人間は、愛する者のことを忘れてしまった。かつて愛した者の声に「化け物!」と叫び、石を投げてくる者すらいた。

 黒猫は失望した。人の心は移ろいやすい。ジェイドもきっと彼女のことなど忘れてしまっているだろう。受け取る者がいないのであれば、彼女の記憶を覚えていることに意味はない。自分が存在している意味はない。

 そんな彼の考えを、改めさせる出来事が起きた。ミルカという名の一人の女に出会い、カラスという名の語り部に出会い、黒猫は気付いた。

 永遠の命を持つ魔物とは異なり、人の命は有限だ。だからこそ人は思い出を懐かしみつつも、それを忘れる。そして、今この時を懸命に生きる。まるで夜空を横切る流星の如く、命を刹那に輝かせる。

 その一瞬の輝きを思い出として留めること。それが永遠を生きる者として生まれた、自分の運命《さだめ》なのではないだろうか——

posted by stairhea at 16:18| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする